エンジン動作中、サイリスタ通電中にゲート電流を遮断すると、なぜかアノード~カソード間の電流も遮断されるという不思議な現象が起こりました。エンジンオフ状態で動作確認をしてみると、ゲートを遮断してもサイリスタはOFFにならず普通に動作しています。
しかし、エンジンオンになるとゲートを遮断するとサイリスタはそれだけでOFFになります。普通サイリスタはONになったら電流が0になるまでOFFにならず流れ続けるはず…。なぜ…?。
エンジン動作中は実質オルタネーターからの給電に切り替わりますが、最終的な電流は直流ですし、波形を調べてみてもACCの電流が瞬間的に0になるという事はありませんでした。
トライアックが余ってたので、試しにそれでも動作確認をしてみたところ。やっぱりゲートを遮断するとスイッチがOFFになる状態。
ゲートが遮断されなければ問題なく動くわけですが、前回の記事でも書いたようにエンジン連動ユニットが不安定で時々OFFになり、それに合わせてスイッチも遮断されるのでこれではまともに使えません。
サイリスタに問題がない以上、電源に問題がありそうな感じがしましたが、IG電源に変えてみたり、途中に大容量のコンデンサを挟んでみましたが状況は変わらず…。とすればLEDドライバか?しかしエンジンオフ中は問題なかったし うーん…。
ここまで来て色々悩んでるうちに、「そもそもデイライトがエンジン停止中に点灯しないようにするって結構めんどくさくない?」という疑問が、エンジン連動ユニットのガソリン車モードはエンジンの動作に関わらず点いちゃうし、それだと連動ユニット自体が車検に通らない気が…。
いや待てよ…?車検時の問題の内容を思い返してみると「ACCポジションで点灯するのはダメ」と言ってましたがIGポジションで点灯するのはダメとは一言も言ってませんでした。
…ひょっとすると私の勘違いなのか…?
てっきりエンジンOFFでの点灯はダメだという解釈をしてましたが、エンジン動作中のポジションはON(IG)ですしONポジションならエンジンオフでも動作中と同じという解釈でいいのか!?
気になって国土交通省が掲載してるその他灯火類(保安基準第42条)を読んでみるも、点灯のタイミング(キーポジション)に関する記載が一切ありません。
いや、そこ重要なんですけど… 逆にないという事は決まりがないということか?
(これはいわゆる各メーカーや各検査員によって判断が異なるというあれでしょうか…。)
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