2019年7月19日金曜日

自作 折り畳み式ハンコンスタンド

久しぶりにゲームの記事です。

グランツーリスモ SPORT発売当時、私もすぐに買ってプレイしようとしてたんですが、
なんとDFGT非対応ではありませんか。これではせっかくのゲームも楽しめない…PS4に対応できるコンバーターなんてのもあるみたいですが、非公式なので保証はありません。
仕方ない…新しいハンコンを買うか!とアマゾンを見るとFFB付きのローエンドモデルでも値段がDFGTの倍はある!
もういっそ上位グレードの物を買ってやると心に決め、そうこうしているうちに一年半が経過…。ようやく資金を確保し購入したのが、スラストマスター T300RSです。


流石に最上位グレードのT-GTは手が出せませんね…。

お気づきかと思いますが、新しくなったのはハンコンだけじゃありません。(まあ見出しで既にバレてるんですけど)

ハンコンスタンドもフルモデルチェンジです。
以前自作したハンコンスタンドがこれ↓


T300RSでも流用しようとしたんですが、DFGTをはるかに超えるFFBで剛性が足らずスタンドガタガタ。他にも様々な問題があったのでモデルチェンジに踏み切りました。


前回はコスト重視でしたが、今回は好きに作りました。そして折り畳み機能付きです。
詳しくは動画をご覧ください。



ここからは動画で触れていない部分について書きます。

ハンコン本体ですが、付属の固定クランプは使っていません。実はクランプを使うと足が干渉しやすく、ペダルを踏みかえるときに膝がヒットするんです。さらに、素材によってはきつく締めても強いFFBによってだんだんハンコンがズレてきます。実際にズレました。
このT300RSはクランプとは別にフリーのネジ穴が用意されていて、スタンドに直接ねじ止めが出来るんです。

M6のネジ穴が2つ用意されています。
これで干渉もせず、ハンコンもズレないので運転に集中できます。

さらに、ペダル側にもネジ穴が付いているのでこちらもボルトで固定が可能
ただしこれは固定用の穴ではなく付属のストッパー(ゲームによってペダルの可動域を調節するアタッチメント)を取り付けるのが本来の役割。しかしGT SPORTでは使わないのでこうして固定用に使っています。

木製で折り畳み機能を備えながら剛性を確保している工夫がここ。
可動部のボルト。2×4材なので厚みは38mm、この横方向の厚みがあるほどグラつきを抑えやすくなります。さらに、写真では完全に隠れているんですが、ボルトを通す穴はアルミパイプが圧入されていて木材をアシストしてます。
また、可動部の間に薄いゴムシートを挟むことで摩擦を増やし、操作中のガタを抑えます。

最後にフットペダル
これは完全に好みの問題ですが、ヒール&トゥをやり易くするためにブレーキペダルを2cm底上げしています。カーボンに見えますが、木ブロックにカーボンシートを張ったいつものラッピングです。困ったときのカーボンラッピング。


実はヒール&トゥをやるのはこのハンコンを買うまで一度もやったことがありませんでした。MT車に乗る機会も中々ないですし、さらにヒール&トゥまでするスポーティな走りなんてもっと稀ですからね。(動画撮るために必死でヒール&トゥを練習したのはここだけの話)