前の記事でも書きましたが、前回の実験と比較するため、エネルギーは4kJ(268v)。
アーマチャも同じく0.1mm厚のリン青銅を使用します。
変更するのはインダクターのインダクタンス。
変更前 4μH、7μH、8μH、9μH
変更後 72μH、74μH、75μH、76μH
変更前はほとんど無いも同然でしたので、今回は大幅に増やして実験します。
で、結果ですが。
リン青銅はギリギリ溶け残って破断はしませんでした。かなり電流を押さえられたようですね。
また、レールの所々に小さな放電痕が確認できたので、しっかりと通電していることも
確認できました。が、カメラの映像を確認したところ、加速されたのかどうか分からないほど
変化がありませんでした。むしろ前回よりも遅くなっているような感じでした。
前回の実験ではレール突入時に一瞬の加速がありましたが、今回はそれすらない状態です。
電流を抑える方向でな実験しないとレールがどんどん損傷してしまうので、
アーマチャやカタパルトの部分でエネルギーロスを減らす策を考えなければいけないようです。
電磁カタパルト射出実験 No.04
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