まあ失敗に終わったので放電痕ぐらいしか見るものがありませんが
一次加速側← →発射側
放電痕がある場所がまばらでアーマチャがレールと平行に接していなかったことが分かります。アーマチャが一枚板だと並行に接触させるためにレールにもアーマチャ側にも精度が求められるので
アーマチャを何個かに分割したほうがこのレールガンでは接触面積を稼げそうです。
接触面積が増えれば集中放電による損傷を抑えることにもなりますね。
上の写真と合わせてみると、大きめの放電痕がある部分にアーマチャが止まっているので。
あの部分に来たときに大電流が流れ、銅線が破断してそのまま停止。
銅線が破断した瞬間の衝撃からか、長く残された方の銅線が反対側のレールと接触しスパーク。
↑銅線が破断してる部分の左側のレールに放電痕が見られる
ちょっと無駄な損傷を与えてしまいましたね。
しかし、破断後のスパークでもレールに損傷を与えるほどのエネルギーが残っていたということは、
1.2mm銅線って割と低エネルギーでも破断するようです実は1.2mmの銅線が耐えられるかどうかの確認も含めた実験だった
いろいろとアーマチャの形を試したいので、銅線の太さを稼ぐよりも
電流と放電時間を押さえる方向で対策を練ることにします。
今回の実験、速すぎる放電も失敗要因の一つとなっていますが。やはり無駄な摩擦も大きな障壁に
なっていそうです。 んーまた新しいプロジェクタイルとアーマチャを考えないといけませんね…。
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