2016年5月29日日曜日

自作エアファンネル ver2

3Dプリンターのセッティングがうまく決まり、大きいサイズでもABS出力ができるようになったので、エアファンネルを再出力してみました。


最初に作ったPLAでは、加工性が悪いため表面の処理が完璧ではありませんでした。
PLAは硬く、ヤスリ掛けしても表面に凹凸が残ってしまっていました。

ABS樹脂はアセトンを使うと溶かすことができるので、これで表面を滑らかにします。調べによると、気化したアセトンでもABSを十分に溶かすことができるとのこと。 ネットにあったやり方を参考に私も表面処理をしてみます。


アセトンで溶けない金属やガラスの容器に、ペーパーで壁を作るように敷き、アセトンを染みこませます。樹脂に直接アセトンが触れないようにアルミホイルを敷きます。あとはアセトンが容器内に充満するようにラップで密封します。 こうすると気化したアセトンが万遍なく行きわたり、表面が綺麗に溶けるようです。 あとは放置すること数時間.....


樹脂の一部が溶けてしまいました(汗)


アルミで遮断していたつもりでしたが、気化したアセトンがアルミに触れて再び液化し、アルミと接触していた部分がふにゃふにゃに溶けてしまいました。全体的にアセトンで軟化しているので、硬化するまで待って、加工しました。


溶けた部分はカット、ペーパー掛けをして表面はツルツルになりました。黒く塗装してあるのは凹凸を確認するためです。

取り付けます。


ぶっちゃけ違いは全くないです。ブースト圧を上げて過給量が増えれば違いが出るかもしれませんが、ブーストアップする予定も高回転まで回すつもりもないので殆ど自己満足です。

ちなみに、吸気ホースを外してファンネルを直付けしたらどうなるかを試してみました。


結果は全く変わりませんでした。3000ちょっと回しただけでそのあとの事は分かりませんが、もっとレスポンスやパワーアップさせるなら社外製のエアクリにした方が早いですね。

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