2017年2月26日日曜日

ボンネットスポイラー

ボンネットスポイラー付けてみました。
ちなみに元はオーバーフェンダーモールです。こっちの方が安かったのと、形状的に十分機能しそうだったのでこれを選びました。

ボンネットスポイラーは壁を作って後ろ側に負圧の渦を作ってエンジンルームからエアを引き抜くためのもの、GTカーではラジエターからの空気をより引き抜くためにボンネットに巨大なアウトレットと一緒にボンネットスポイラーが付いてます。

要するに冷却性能を向上させるための物ですね、普通車の場合はボンネットの後端に取り付けてボンネットの隙間から吸い出します。と言っても、市販車用品の場合は空気を出すというより、気流の向きを変えてガラスに虫などが付きにくいようにするためのものが多いようです。(ワイパーにも風が当たりにくくなるのでフロントの整流にも役立つかも?)

体感できるほどではないと思いますが、エンジンルームの空気の引き抜きと跳ね上げで少しはダウンフォースを作れるかも。

ところでジムニーの場合、エンジンルーム内へ水が入らないようにゴム製のモールがあって隙間がふさがれているので、モールを低い物に交換しました。
ホムセンで売ってたもので適当にまかなってます。シールで貼ってるので剥がれたり、熱で劣化しないかなどちょっと不安要素がありますが、まあ様子見です。一応エンジンルーム内のものは防水性を考えて作られてますし、ぶっちゃけ無くてもいいんじゃ?と思いましたが念のため。
どう頑張ってもピントが合わなかったんですが、隙間が出来てるのがお分かり頂けるでしょうか。

このパーツも高速用なので一般道じゃ効果は分かりません。まあ高速を走ったとしても雨が降ったりしない事には視覚的には分からないですね。

2017年2月20日月曜日

ルーフボックスの保管

ガレージの天井を使ってルーフボックスを保管できるようにしました。
まあロープで吊ってるだけなんですが

年に1、2回使う程度ですからね、外に出して無駄に劣化が早まっても困るのでオフはガレージ内で安静にしていてもらいます。

ちなみにこのルーフボックスだけで15kgあります。これでも小さい方なので大きいものになると20kg以上は確実にあるでしょうね。


ロープと金具だけなので1000円もかからず、結構安く抑えられました。

2017年2月9日木曜日

ストレーキの自作

これは東京オートサロンを見に行ったときに偶然見つけたものです。
これは海外生産限定のピックアップトラック トヨタ ハイラックスの現行車

タイヤのデブリガード?にしては小さい
おそらく泥除けではなくストレーキという空力パーツの一種。車高の高い車では無意味と思ってましたが、純正で装着されています。こんな小さいので効果があるならジムニーでも通用するかも?ということで作ってみました。

そもそもストレーキとは?(航空機のストレーキとは別物)
簡単に言えば、直進安定性と空気抵抗を改善するためのものです。
高速で回転するタイヤに空気がぶつかれば、それが大きな乱流になることは想像に難しくないと思います。ストレーキは空気がタイヤにぶつかる前に、板状のパーツでサイドへ受け流して乱流の発生を押さえます。ちなみに最近の車では当たり前のように付いてます。

ストレーキはもっとも空気を受けるフロントに付けるのが効果的ですが、形的に付けづらいので見送り、リアタイヤのみに付けます。
とはいえ、AZオフロード(ジムニー)の場合は車体下部が丸まっててこちらも中々付けづらいです。結局サイドシルガード用と思わしき穴を使って取り付けることに。
いきなりですが、パーツが完成しちゃってます。
取り付け
本物のカーボンではありません。いつも通りカーボンシート貼ってあるだけです。極力コストを抑えるためにストレーキは5mmのゴム、上のサブストレーキは1mmの塩ビ板、ベースの板に至っては3mmの木板です。さほどの強度を必要としないので木板を使いましたが、腐ったりしないようにニスを塗ってあります。
固定に使っているアルミのステーは1.5mmのアルミ板から適当に切り出して作りました。極力ボディの金属部に穴を開けたくなかったので、樹脂製のフェンダーアーチに穴あけして留めています。

さて、取り付けたもののしばらく高速を走る機会はないので、効果を確認するのは先になりそうです。テストできたらまた書きます。

追記:何度か高速を走ってみましたが体感できるほどの変化は感じられず、効果の程は分かりません。まあ気持ち的に着けていたいのでこれはこれで良しとしておきます。現在は改良のため取り外し中。

ストレーキ改良→

フロントのストレーキ→

2017年2月1日水曜日

2017年仕様 NSX GTのエアロダイナミクス

東京オートサロンフォトのまとめパート4です

今回はホンダブースにあったNSX-GT GT500 (エプソン 64号車) 残念ながら16年モデルや17年型GT-Rが無かったのでレクサスのLC500との比較をします。

昨年までNSX CONCEPT-GTでしたが、フルモデルチェンジしたNSXが遂に発売され、名前から「CONCEPT」が外れました。市販車同様にMRレイアウトですが、ハイブリッドシステムは非搭載です。

フロント
コンセプトの時に既にベース車のデザインは熟成していたので16年から大きな変化はありません。が、17年モデルはフロントの開口部が拡大し、何というか賑やかになった印象。

フロントカナード
昨年までのロードラッグ(富士仕様)にあったフリックボックスのような突出しにカナードを備えています。ただこの形を見ると空気を上にもって行ってタイヤハウスの空気を引き抜く狙いがあるように感じます。ダウンフォースの確保が優先されてますね。

フロントのディフューザー
レクサスのLC500と違ってガイドフィンはありません。

フロントタイヤ後ろのパーツ、厚みがあるのでカナードというよりウイングですね
後ろにカナードが待機してるので空気の流れをコントロールしつつ、ダウンフォースも発生させとこうみたいな。
フロントにエンジンが無いせいか、LC500と比べても空洞が広く感じます。奥にガイドフィンが見えますね、良く見るとサイドアウトレット(ラテラルダクト)の内側にもカナード?ウイング?が付いてます。
変わったカナード?も付いてます。見た目にも渦を作りそうな形をしてますね。

サイドインテーク、一体形状になり14年、15年モデルと比べると開口部が大きくなってます。レースでの優位性も考えての事なのか、市販のNSXもコンセプトから比較すると開口部は二倍近く大きくなってます。
ここにエンジンのエアインテークもあるわけですが、なんとエアクリーナーが丸見えでした。これは吸気効率高そうですね。
リアフェンダーにいきます。
LC500と違って途中で完全に空気を断つように内側が反り立ってます。その代わりにタイヤハウス内の空気を流す様になってます。
NSXはリアフェンダー下もディフューザーにしています。
上の開口部はタイヤハウス内に直結しています。
これに関連してか、リアフェンダーエンドは切り立った形状になってます。
いわゆるボルテックスジェネレーターと同じですが、ここで負圧の渦を作ってタイヤハウスとディフューザーの空気の引き抜きを強めたい考え?

ちなみに16年モデルのGT-Rが同じ空力処理をしてます。17年モデルも同様でした。

昨年まで苦戦を強いられたホンダ勢ですが今年はどうでしょうか

パート3