2019年1月25日金曜日

LEXUS LC 2019 NUR24 & SUPRA SUPER GT CONCEPT

2019 東京オートサロンで初めての展示となったレクサス LC 2019 ニュル仕様。
18年モデルの改良型で今年もSP-PROクラスに参戦。

昨年は多くのトラブルに苦しみながらも総合96位で完走となりました。
中を見ることはできないので今年も空力関連で変わったところを見ていきます。

←2019  2018→
画像だと分かりづらいですが、フロントグリルの両サイドについていた開口部がなくなっています。さらにグリル上部も塞げられています。昨年は大雨の影響でここからエンジンが水を吸ってしまうトラブルがあったのでその対策の一環ですね。


フェンダー形状が変わってます。19年モデルでは二つのアウトレットを廃止して下部をえぐるデザイン。フェンダー上部のルーバーも変わってますね

今年はAピラーにリアビューカメラが設置されました。



リアフェンダー後端は絞られた上で開口部を拡大、ガーニーフラップも追加されてます。
壁際展示だったので後ろはよくわかりませんでした。


ウイングはスワンネック式に、翼端板も大型化しています。ガーニーフラップが付いてますが、2018年モデルも実戦ではガーニーフラップを装着してました。

続いて SUPER SUPER GT CONCEPT
ついに発表となった新型スープラ、2020年からスープラがスーパーGTに戻ってきます。同時に、"レクサス"ではなく"トヨタ"の名前も戻ってきます。

ところでこれ、勘の良い方は気づくかもしれませんが、デザインライン下で使われてるベースはRC Fなんですね。

かと思いきや、リアセクションにはLC500のパーツが使われてました。


それにしても凄い突き出し
これはデザインライン上部での空力的性能を均一化するためのパネルで大きさや位置が決められてます。GT-RやNSX、LC500なんかと比べるとやたら目立ってますが、それだけ新型スープラではリアが絞られてるという事です。

2020年からはいよいよクラス1規定が導入されDTMと完全に統一化されます。交流戦も楽しみですが、久々に実現するGT-R、NSX、スープラの三つ巴の戦いも目が離せません。

2019年1月17日木曜日

東京オートサロン 2019 part2

まずフォーミュラ関係から

SF14 レッドブル チーム無限
STR13 トロロッソ・ホンダ

SF19
今年からスーパーフォーミュラで使用されるワンメイクマシン、開発はダラーラが担当。
各フォーミュラシリーズで急速に普及中の頭部保護デバイス「ハロ」
見た目の悪さが不評を買っていますが、ドライバーの安全が第一です
ちなみに現時点でハロはすべて同じものが使われています。(製造元は異なる)
SF19から新たに導入されるウイングライト、F1でも導入されるようです。これまでクラッシャブルストラクチャーの後端にいわゆるリアフォグが付いてましたが、取り付け位置が低いせいで水しぶきの中での視認性が良くなかったのです。その対策として高い位置にあるウイングの翼端板内部にライトを設置することになったわけです。
GEN2 eダムス 日産
フォーミュラeの第二世代ワンメイクマシン、ワンメイク故に空力に捉われない独特なデザインで中々カッコいい。近未来感があるおかげでハロもマッチしてます。現在はパワートレインとインバーターのみ独自開発が許可されています。

ここから日産繋がり
日産 リーフ ニスモ RC
リーフがフルモデルチェンジしたことでリーフRCも第二世代に、前後にモーター2つ搭載で合計出力は240kw(約326馬力)、先代比で2倍以上の出力。さらに4WD化されたことで0-100加速は3.4秒まで短縮されてます。車体はカーボンフル活用で市販車より500kg以上(総重量比)軽い1220kg、面白い車なのでワンメイクレースとかやってほしいですね。

ジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャー・コンセプト
何を血迷ったかクローラーを履かせたジューク、まあ嫌いではないですが…

KONDO RACING GT-R
今年からGT300とニュルブルクリンク24時間レースに参戦を表明した近藤レーシング、いずれもGT-R NISMO GT3で戦います。ちなみに展示されていたのは旧バージョン(MY15)の車両です。

残りをまとめて紹介

GT300 エヴォーラMC 2019年仕様
排気が真上を向いてます。昨年のモデルからこうなってました。ディフューザー上のアウトレットも凄い跳ね上げてます。空気をとにかく上に持ち上げてウイング下の流速を稼ぎたい狙い?(いわゆるブロウン ウイング)
インマニが剥き出しでテープで塞いでありますが、整備中に持ってきたんでしょうか?

そして今年のミク号
今年のイラストレーターはアイマスでおなじみの杏仁豆腐さん
見てわかる通りですが、ミク号は今年もAMG GT3で参戦。ちなみにマシンは昨年に続いて同じ車体を使用してます。

今年はチケットが当たってプレス公開日の金曜日に行ってきたんですが、結構賑わってましたね(それでも比較的空いてはいるんですけどね)金曜日のチケットはお高いですが、それなりにゆっくり見られるので買う価値はあるかも

2019年1月13日日曜日

東京オートサロン 2019 part1

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年も東京オートサロンに行ってきました。


今年のオートサロンは昨年20年ぶりにモデルチェンジをした新型ジムニーが多く展示されてました、個人的にジムニーイヤーと言ってもいいんじゃないでしょうか。

今回スマホで撮ったんですが、よく確認せずササっと撮ってたので後で確認したらブレまくり… まともに映ってたものだけ載せていきます。
まさしく小さいGクラス

スズキが参考出品したジムニーサバイブとシエラ ピックアップ
公式でこんな車を出すなんてスズキやりますね…
最近発表したスペーシア ギアも中々…、スズキは"分かって"ますね

ジムニーのフレームも置いてありました


90型 ディフェンダー風のリアテール、この古臭い丸型ランプがたまりません。

モンスターなジムニー
もっとモンスターなジムニー

ジムニーも程ほどにしてトヨタブースです。
TS-050 ハイブリッド、昨年のル・マンでトヨタ初優勝を達成したマシンです。
汚れを見れば分かりますが、レプリカではなく本物です。汚れが"落ちないように"コーティングしてあるんだとか。

ヤリス WRC、こちらはレプリカです。18年モデルは巨大なカナードが備えられてます。

印象的なフロントフェンダーのフィン


右がル・マン総合優勝のトロフィー
左がWRC マニュファクチャラーズ タイトルのトロフィーです。

ヤリス WRCに搭載される1.6L 4気筒 直噴ターボ
最高出力は規定で380馬力に制限されています

レクサス LC 2019 NUR24h
今年のニュル24時間を戦うLC、昨年の改良型です。詳細は別記事に書きます。

そして一番の目玉です。

スープラ スーパーGT コンセプト
2020年よりスーパーGTに参戦を開始するスープラのクラス1モデル。これも別記事に書きます。


歴代のスープラ達

GRMNブランドにまさかのダイハツ コペン登場

まだコンセプト段階みたいですが、市販予定だとか

ダイハツ繋がりで言うとこんなものがありました。
ダイハツ P-5(レストア)
1960年代後半のプロトタイプカーとして開発されたダイハツのオリジナルマシン
今では小柄に見えますが、当時としても小柄なマシンだったみたいです。当時の大排気量レーシングカー(トヨタ7とか)を相手に、小さいながらも上位に割って入る健闘ぶりを見せたそうです。この度エンジンが発見されてついに実走できる状態にレストアされました。ちなみにエンジンは1.3Lで当時としては珍しいDOHC 4バルブだそう。

part2 に続きます。