2016年6月17日金曜日

DFGT モーターの修理

ある日突然DFGTが激しくガタガタ言うようにりました。電源の有無に関係なくステアリングを回すとガタガタするので、恐らくギアかモーターにトラブルが出たと思い、中を確認することに。


原因はモーター、軸ブレを起こしていました。


どちらかはわかりませんが、軸受のいずれかが摩耗している模様。中の確認をしたいところですが、素人がバラしたら状態が悪化しそうなのでこのままでできる方法を考え...


タミヤのセラグリスHGというグリスを使うことにしました。ちょっと強引ですが、グリスの口を塞ぐように軸受に押し付けて、入り込むように注入。


試しに動かしてみると変化なし、やはりだめか...と思いきや、突然何かがハマったようにいきなり滑らかに回りだして軸ブレが無くなりました。軸受に浸透するのに時間がかかったのかな?

軸ブレは無くなりましたが、結構高速で回転するのでどれくらいグリスが持つかは不明、ひとまず様子見です。

先に書きますが、組み立てに時にはセンサー関係に注意が必要です。


これはステアリングの回転を検知するセンサーのギアです。このギア、白と黒の二重ギアになっていて、黒いギアはねじりバネが付いています。これはギアの隙間(バックラッシュ)をなくす為にあります。隙間によって回転にわずかに遅れ(遊び)がでると、センサーの検知が遅れ、ステアリング操作の遅れに繋がり、最悪センターが狂ってきます。
これを二重のギアを使い、ねじりバネで反対側にも押し付けて与圧を与えることで遅れが発生しないようにしているのです。

要するに、これをはめるときは、ねじりながらセットしないといけません。(これを忘れるとズレます)


まず黒いバネだけをかみ合わせ、反時計周りに90ぐらい回し、白いギアも噛むようにはめます。



組み立てて動作チェック、異常もなく、修理完了です。