2017年2月9日木曜日

ストレーキの自作

これは東京オートサロンを見に行ったときに偶然見つけたものです。
これは海外生産限定のピックアップトラック トヨタ ハイラックスの現行車

タイヤのデブリガード?にしては小さい
おそらく泥除けではなくストレーキという空力パーツの一種。車高の高い車では無意味と思ってましたが、純正で装着されています。こんな小さいので効果があるならジムニーでも通用するかも?ということで作ってみました。

そもそもストレーキとは?(航空機のストレーキとは別物)
簡単に言えば、直進安定性と空気抵抗を改善するためのものです。
高速で回転するタイヤに空気がぶつかれば、それが大きな乱流になることは想像に難しくないと思います。ストレーキは空気がタイヤにぶつかる前に、板状のパーツでサイドへ受け流して乱流の発生を押さえます。ちなみに最近の車では当たり前のように付いてます。

ストレーキはもっとも空気を受けるフロントに付けるのが効果的ですが、形的に付けづらいので見送り、リアタイヤのみに付けます。
とはいえ、AZオフロード(ジムニー)の場合は車体下部が丸まっててこちらも中々付けづらいです。結局サイドシルガード用と思わしき穴を使って取り付けることに。
いきなりですが、パーツが完成しちゃってます。
取り付け
本物のカーボンではありません。いつも通りカーボンシート貼ってあるだけです。極力コストを抑えるためにストレーキは5mmのゴム、上のサブストレーキは1mmの塩ビ板、ベースの板に至っては3mmの木板です。さほどの強度を必要としないので木板を使いましたが、腐ったりしないようにニスを塗ってあります。
固定に使っているアルミのステーは1.5mmのアルミ板から適当に切り出して作りました。極力ボディの金属部に穴を開けたくなかったので、樹脂製のフェンダーアーチに穴あけして留めています。

さて、取り付けたもののしばらく高速を走る機会はないので、効果を確認するのは先になりそうです。テストできたらまた書きます。

追記:何度か高速を走ってみましたが体感できるほどの変化は感じられず、効果の程は分かりません。まあ気持ち的に着けていたいのでこれはこれで良しとしておきます。現在は改良のため取り外し中。

ストレーキ改良→

フロントのストレーキ→

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