東京モーターショー2017 TS050パート
TS050 HYBRID 2017 8号車 ロードラッグモデル(ルマン仕様)
フロントが切り立っているのがロードラッグ仕様の特徴なのは相変わらずです。ぱっと見ヘッドライト以外に去年と大きな違いはないように見えますが、空力のレギュレーションが変わったので中は結構違う模様。
フロントリップスポイラーの取付位置は去年以上に高くされ、ディフューザーのサイズもより小さくされました。
ダウンフォースを減らすのが目的でしたが、メーカーの必死の開発によりダウンフォース量は昨年以上に向上、パワーユニットの改良によってラップタイムも上がり、ル・マンでは小林可夢偉が3分14秒791というルマン史上最速のラップタイムを記録、去年より4秒ほどラップタイムが落ちるとされていましたが、遅くなるどころか5秒近く早くなっており、とんでもない進化を遂げたことが分かります。
サイドポンツーン下がえぐられています。サイドインテークも新たに設けられていて、ここへ流れた空気はディフューザーの上部から排出されるみたいです。ディフューザー上部にはガーニーフラップがあるのでそこにより多くの風を当ててディフューザー性能を向上させるのが狙いだと思いますが、見えないところで他にも何かやってるかも? 残念ながらステージでの展示でリアを回り込んでみることはできませんでした。
ちなみに2016年モデルはこの通り、何もありません。
ラテラルダクト部分のターニングベーンはなくなりました。スリップして横を向いたときに車体が浮く可能性があるとかで禁止されました。
去年の↓
これまで見えなかったサイドポンツーンのインテークが見えるようになり、いよいよ皮を被ったフォーミュラカーっぽくなってきました。
フロントフェンダー後部に気になるえぐれを発見
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