2015年12月26日土曜日

ターボパイプの自作

AZオフロード(ジムニー)はターボからインタークーラーまでを繋ぐホースがゴム製なので、ブーストのかかり始める2000rpm以降、圧力でホースが膨張してラグが発生する為に独特のもたつきがある...

という事を知りました。 確かに出だしがもたもたしていて、回転数だけが上がって加速しない状態が気になっていました。これはホース部分を金属製のパイプに変更して膨張を抑えることで改善できるという事で、私も試してみることにしました。

既にアフターマーケットでターボパイプの完成品は売られていますが、1万円前後しますので、なるべく出費を抑えるためにパーツを調達して自作します。既に自作されてる方が何人もいらっしゃるので、それを参考に調達。

ステンレスバンド、シリコンホース、アルミパイプ(Φ34 45度)で送料込み5000円。販売品のおよそ半額に抑えられました。パイプの角度は60~70度くらいがベストなのですが、見つからなかったので45度を購入しました。

アルミパイプはこのままじゃ使えないのでカットします。まず純正のホースを外します。合わせてインタークーラーのカバーも外します。
写真だと分かりずらいですが、結構汚れてます。ターボから流れてきたと思われるエンジンオイルもそこそこ付着していたので、ふき取れる範囲だけ汚れをふいておきました。

位置を合わせてマーキング
カット

あとはアルミパイプを洗浄して取り付けます。(インタークーラーを固定するボルトを取って動かせるようにしないと結構厳しいです。)

取り付け完了。

走ってみた感じ、確かに低速のもたつきが改善されて、スムーズな加速ができるようになりました。純正ホースより内径が細くなってるので抵抗が増えないか心配でしたが、あまり問題はなさそうです。

走った後でパイプを触ってみると、やはり熱くなってました。アルミに変えたことで熱伝導率が向上したので、この部分でも放熱出来るようにしたら、さらに冷却性能を上げられるかもしれませんね。

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