と、その前に一つ
AZオフロード(ジムニー)の見た目どう思いますでしょうか?車のデザインというのは人によって好き嫌いが分かれるので正解なんてありませんが、少なくとも私はこのデザインとルックスをとても気に入っています。この車が好きな理由の一つです。
だがしかし、私はこの車のデザインにおいて、一か所だけ違和感を感じる部分があるのです。
それはここです。
グリルとナンバープレートの間にあるスリット状のエアインテーク、ラジエター冷却のために開いているのですが、この穴が私的にはとても微妙なのです。何というか、いまいち締まらないというか、髭っぽいというか…… 要するに、この穴を塞ぎたいわけです。
そこで、この穴を塞ぐパネルにデイライトを取り付けて、同時にプチモディファイも行うことにします。
デイライトは自作します。ライトには青色の高輝度LEDを使用。
最大50mAで8.4カンデラの明るさです。これを8つ使用します。電源は12vですが、少し余裕を持たせて220Ωの抵抗をかませておきます。
点灯テスト
高輝度型だけあって中々明るいです。
LEDの取り付け方法ですが、防水対策なども考えないといけません。なるべくお金をかけたくないので、家に転がってるもので使えそうなものを探して見つけたのがこれ
アルミのチャンネルバー、防水に加えて放熱性も確保しなければならないことを考えると、これがベストという事になりました。これにこんな感じで穴を開けます。
ここにLEDを裏側からはめ込み、ホットボンドを流し込んで絶縁、防水対策とします。
交換性が悪いのが難点
これを一つのユニットとしてパネルとなるものに取り付けます。パネルには1.5mmのアルミ板を使用。これにデイライト用の穴を開けていきます。
フライスで加工
取り付ける場所がフロントなので、LED保護のための透明な樹脂板(アクリル)を取り付けておきます。
デイライトのユニットはこんな感じで取り付けます。
点灯テスト
うおまぶしっ
かなり明るいです。最大光度より少し押さえてあるので60カンデラくらいでしょうか、ここまで明るくなくてもいい気が… それと一つ問題が、20分ほど連続点灯をしてみたところ、ユニットのアルミが結構温かくなっていました。触れないほどではないのですが、夏場での使用等も考えるともう少し出力を押さえた方がいいですね。
新たに130Ω分の抵抗を加えてテスト、ユニットはもうホットボンドで埋めてしまったので全体の方に取り付けました。
少し暗くなりましたが、それでも十分な明るさです。30分ほど動作テストしましたが、発熱は殆どなし、この仕様で行きます。仕様が決まったので完全にホットボンドで埋めます。
あまり意味がないと思われますが、アルミ板をカットしてリフレクターも取り付け。(すぐくすみそう)
点灯させるスイッチは純正フォグランプの隣にフリーのスペースがあるのでそこを使います。
ダミースイッチを取り外して同サイズの樹脂板(塩ビ)を端材から切り出し。
少し装飾してスイッチを取り付けました。(ちなみに部品のほとんどは秋月電子で購入)
電源はヒューズボックスのアクセサリ電源から取ります。
アクセサリ電源(シガー)のヒューズを取り外し、コードを接続してヒューズ電源としました。ヒューズ電源にも別にヒューズを入れるのですが、こちらは自己復帰可能なポリスイッチを使いました。
通常500mA、1Aになると遮断します。 取り付けはヒューズケースを流用。
マイナス側(アース側)ですが、運転席下、ステアリング右側に使われていないアースポイントがあるのでこれを使います。(ヒューズボックスの近く)
スイッチはこんな感じになります。(ゴム系接着剤で固定しました)
デイライトから車内への配線の引き込みですが、エンジンルーム左奥の穴が使われていないのでそこを使います。キャップに小さな穴を開けて通し、なるべく車内に熱を入れないようにします。
パネルはバンパーに穴を開けてボルトで固定します。
完成です。
少し顔つきが変わって自分好みになりました!デイライトも程よい明るさで他車からの視認性向上が期待できそうです。
装着前はこんな感じです。
ところで、エアインテークを塞いでしまったのでラジエターに当たる風の量が減るのでは?と思われるかもですが、以前のグリルのメッシュ化によって、グリル部分での空気の取り入れ量が増えたので、さほど変わりがないと思われます。
純正グリル。 実は結構穴でふさがっています。
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